グリコではおなじみのおまけを、プラスチック製を止めて木製にした。
過去にも1953年~1959年、1998年~2005年にも木製のおもちゃが採用されたが、今年の3月から5年ぶりに3回目の復活になった。
木製のおもちゃの効果もあったのか、グリコの3月~5月の売り上げは前年同月比の70%増とのこと。
木製にしたのは、手のぬくもり感、独特の手触り感で木を選んだとのこと。
プラスチックに比べて手間やコストはかかるが木製の良さが消費者に受け入れられるのだろう。
木の評価を行なう時、ぬくもり感、独特の手触り感といった官能評価で評価されることが多く、自分は熱伝導率や吸放湿性など科学的に数字で評価したほうが、と思った時期もありましたが、理屈ではなく、この官能的な評価が木材の評価としては一番伝わりやすく、納得していただける、と最近は思うようになりました。