ウリン材を主に扱っている他社のホームページを見て少し思うところがありブログに書きます。
そこのホームページでは①「ウリンはノーメンテナンスでいつまでも快適、安全」とのことですがいくらウリンでもノーメンテでいつまでもとは・・・
②「毒性の高い防腐剤も不要」とありますがリスクとベネフィットの関係は薬を飲むのと同じで、副作用はあるが優位性で判断する必要があるのでは、と思う。毒性が高い防腐剤という言い方には抵抗感を感じます、
③「ウリンは水中で30年、通常で150年以上腐らない」とのことですが使用される環境や条件によっては原産地での評価通りの耐久性が発揮されない場合もあり、このように言い切ってしまうのは
④樹種比較表の中で「イペは毒性があり」とのことですが、加工時の木粉でアレルギー(皮膚炎)が出ることは当社でもありますが、製品(製材品)での毒性とは何に対して
⑤「とげ危険」の新聞の記事ですが、横浜大桟橋にイペが使われたのでイペのとげが問題になっていますが、天然木である以上ウリンが使われても同じ結果だったのでは、確かにウリンはとげは出にくいようですが
そのほかにもまだまだコメントはあるのですが、当社ではイペが主力樹種なので少し大人げが無いと思われても嫌なので止めます。 ただ読んだ人が過大な期待を持ってしまって誤解を受けて使ってみた結果、やっぱり天然木はダメだ、と評価されることがあるのでは、と心配です。