防耐火関連の構造方法等の認定に関する調査の結果等について

 10月6日に国交省より防耐火関連の構造方法等の認定に関する調査結果等について発表がありました。73件のサンプリング調査の結果、3件が大臣認定の取り消し、26件が認定仕様に合致していない、58件が認定仕様と異なる製品を販売していた、とのことです。26件中にはスギ材の準不燃処理材料も含まれていたようです。発表された内容を見ると質量、密度が認定仕様よりも少ないので薬剤が充分含浸されていなかったのではと思われます。

 今回の案件がそうだった、というのではなくて、たまたま結果としてこのような結果になってしまったのでしょうが、制度として木材の不燃認定取得には100mm×100mm×各厚みの試験体に不燃薬剤の注入処理をして試験を受けていますが、本来試験は実大の製品からカットした試験体を作るべきで、100×100で注入すれば難注入材でも注入できて製品との性能に差が出る可能性があるのでは、と思われます。

 平成12年に建築基準法が改正されて、木材でも一定の性能を満たせば不燃材料として木材の使用が認められるようになりましたが、「不燃処理木材を買って燃やしてみたら燃えた、やっぱり木材はダメだ」にならないような取り組み方が必要ではないかと思います。

 こんなことを書いたら既に認定を取得済みの会社はいいけど、これからの認定取得はますますハードルが高くなってしまうのでしょうか。こんなこと心配しているからなかなか改善が進まないのかもしれませんが。

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