しばらくブログのアップをサボっていたので、アクセスしてくれる人いるのかな、などと思いながら書いています。
昨日のニュースで福岡県太宰府市国分松本遺跡から国内最古の木簡が出土したニュースが報道されていました。
飛鳥時代(7世紀末)のものとの事です。
TVのニュースで見た印象では針葉樹のように見え(スギ材に見えたけど無処理のスギがそんな長く腐朽しないで残るのかな?)文字も赤外線写真では比較的読めるようでした。
木材が腐りやすい条件は栄養源、酸素、温度、水分が揃った環境ですが、地中に埋もれ酸素が供給されず、そのほかの条件も良かったのでしょう。
腐朽のメカニズムを理解して対処した木材は耐用年数を大幅に伸ばすことが出来ます。
与えられた環境、条件の中で最善の処置を行い、提案することが木材を取り扱う者の役割でしょうね。