ウッドデッキに使用される木材の特徴をお伝えするメルマガシリーズ、4回目の今回は個性的な特徴を持つ「イタウバ」編をお届けいたします!
イタウバとは?
イタウバとは、ブラジルなどの南米が原産のクスノキ科の広葉樹です。
木材としては、油分を多く含んでいる性質があるため、表面はなめらかで肌触りが良いのが特徴です。
ブラジルではイペなどと同様に、古くから親しまれており、家庭用をはじめ枕木や電柱など、生活に欠かせない木材として多用されてきました。
知名度こそイペやウリンに劣るものの、耐久性は十分にあり、ハードウッドの中でも比較的割安です。
DIYで一般家庭用として利用されることも多く、加工のしやすい点などから人気を集めています。
イタウバ独特の風合いが楽しめる
ウッドデッキとしても人気のイタウバは、経年による独特の風合いを楽しめる点もメリットの一つ。
はじめは薄茶色をしていますが、しだいに濃い色付きに変化していきます。
また、ウッドデッキは使い続けるとささくれが目立つようになることもありますが、イタウバはささくれの少ない木材です。
反対に、使用していくうちにツルツルとした質感に変化していきます。
お子様のいるご家庭などでも、お庭やベランダなど、安心してご使用いただけるのではないでしょうか。
さらに、表面には黒い木目の斑点が見られることがありますが、使用し続けるうちに薄くなるものです。
こちらも、イタウバ独特の風合いを楽しみながら、使い続けてみてください。
ライフスタイルを豊かにしてくれて、愛着の湧くウッドデッキ、それがイタウバならではの特徴と言えるでしょう。